ヘアカラーの色はどこで見るかで見え方が変わります。
明るい所で見るのか?
暗い所で見るのか?
たったそれだけでも大きく見え方が違ってきます・・・
美容室では理想的な色!
と思っても、家では・・・
あれ?
何か思っていた色とは違う・・・
そう感じる事もあると思います!
その原因はライトの色味で見え方が変わってしまっているのが要因です!!!
まずはライトの色味での違いを知ろう!
電球・蛍光灯の色は一般的に5種類
電球・蛍光灯の色は一般的に、「電球色」「温白色」「白色」「昼白色」「昼光色」の5種類です。
※メーカーによって異なることがあります
「電球色」はオレンジっぽく、「昼光色」は青白っぽい色になります。
これら5種類のうち、一般的に蛍光灯として販売されているのは「電球色」「昼白色」「昼光色」の3色です。
実際に「電球色」「昼白色」「昼光色」の色の違いが分かりやすく比較。
電球色「でんきゅうしょく」
電球色とは、暖色系でオレンジっぽく温かみのある光の色です。
比較的明るさを抑えた落ち着きのある色で、目も疲れにくくリラックスしたい場所にぴったりです。
電球色のおすすめ設置場所
落ち着いた雰囲気になるのでリラックスしたい場所や間接照明にもおすすめ
また、料理をおいしく見せる色とも言われているので食事をする部屋にもぜひ
電球色の適さない設置場所
集中が必要な作業するスペースなどには「昼光色」や「昼白色」の方が最適です。
昼白色「ちゅうはくしょく」
昼白色とは、人にとって一番身近な太陽の明るさに最も近い自然な光の色です。
部屋はいきいきとした雰囲気になり、自然な明るさなのでどんな部屋にもマッチします。
昼白色のおすすめ設置場所
選んだ服やお化粧も外に出ると思った色見と違う!なんて失敗も昼白色の部屋なら心配ありません。
昼白色の適さない設置場所
特にナシ!
昼光色「ちゅうこうしょく」
昼光色とは、他の色に比べて白っぽく青みがった最も明るい色です。
このようにライトだけで見え方が大きく変わります!!!
青みがかった光の色は脳を覚醒させる効果があるそうで、集中力を高めるのに最適と言われています。
昼光色のおすすめ設置場所
集中力が高まる他、すっきりとした青みがかった光は細かい部分がよく見えるので作業スペースにぴったり
昼光色の適さない設置場所
細部まではっきり見えるため目が疲れやすく偏頭痛の原因になることも・・・
また、眠気を覚ます色でもあるので眠る部屋やリラックスしたい空間には違う色をおすすめします。
ライトの特徴を知る事で見え方や感じ方が変わる事が分かったと思います☆
部屋でここまで変わるという事は、髪の毛は光の影響を受けやすいのでより変わってしまいます。
「電球色」「昼白色」「昼光色」の違いと特徴
色の種類 | 読み方 | 光の色 | 特徴 |
---|---|---|---|
昼光色 | ちゅうこうしょく | 白っぽく青みがった最も明るい色 | 細かい部分がよく見え、集中力を高めるのに最適 |
昼白色 | ちゅうはくしょく | 太陽の明るさに最も近い自然な光の色 | 自然な明るさなのでどんな部屋にもマッチ |
電球色 | でんきゅうしょく | 暖色系でオレンジっぽく温かみのある光の色 | 着きのある色で、目も疲れにくくリラックスしたい場所にぴったり |
ライトでの見え方の違いを知る!
電球色
電球色はオレンジの色味になるので髪の毛もオレンジがかります!
暖色に染めた時はより綺麗に見えるライトの色になります!
昼光色
寒色系の色味はよりしっかりと寒色にみえます!
しっかりくすんだ色などに見えたい場合は昼白色のライトで見る方が良いです!
並べるとより違いがわかります!
電球色と昼光色
2種類のライトを使う事で見え方が変わります。
太陽光に近いといわれているライティングです。
一番自然に見えるようなライティングを美容院では取らせて頂いています!
美容室のライティングは計算されている
美容室に求められる上手いカット、美しいカラーを実現するのに、照明が大事なことは意外と気がつかれていません。
照明器具が対象を照らしたときに、光源が見え方に及ぼす性質を演色性と言います。
演色性が高いと言えば自然光で照らした時の色味に近いことを表します。
そのレベルは演色評価数という指標で数値化され、
美容室でヘアカラーのチェックに適しているのは平均演色評価数(Ra)が85以上とされています。
つまり、ヘアカラーを確認するために上部から照らす照明には演色性の高い照明が求められることになります。
カラーリングのチェックには色温度が約6500K(ケルビン)と高く、正確な色を確認しやすい「昼光色」の照明が最適です。
カラーのチェックのための照明ですから、「昼光色」
また、お客様の肌を照らす照明は、色温度が約3000Kと低くオレンジ系の光を放つ「電球色」を使います。
「電球色」の照明をお客様の正面や下部に設置すれば肌色を健康的に照らし、
温かみもあるのでリラックス効果も望めます。
「昼光色」は上から、「電球色」は正面や下からのイメージで組み合わせれば、理想的な美容室の照明の色になります。
なのでほとんどの美容室では、「昼光色」と「電球色」の2種類です!
自分の家がどんなライトを使っているのか?
どんな色なのか?
それだけでここまで色の見え方が変わります!
これを知ると、家で鏡を見る時はどこでしょうか?
その場所のライトの色は何色でしょうか?
そのライトで見え方が違う事もあるので色が違う!!!
という前にどこでどんなライトで見ているのか?
まず確認しましょう!
それでも違う場合は美容院に行ってお直しをしてもらう事が良いと思います!
まずはライトの色の事を質事も大切ですよ☆