■「植物由来」と「ヒト由来」
■植物由来
植物の幹細胞を取り出して人工培養で増やし、
その細胞から抽出したエキスを利用したもので、「リンゴ幹細胞エキス」や「アルガン幹細胞エキス」などがあります。
■ヒト由来
現在、美容や医療で最も使われているのは、人の皮下脂肪から採取した脂肪由来の幹細胞。
その幹細胞から分泌される「脂肪由来幹細胞培養液」には、
アンチエイジングに効果的な成長因子などがたくさん含まれています。
植物由来の幹細胞コスメには、抗酸化作用やうるおいを与える効果があるといわれています。
しかし、植物と人とでは細胞の仕組みが全く違うため植物由来の成分が人の細胞にどう作用するのか解らない部分も少なくありません。
しかし、ヒト幹細胞培養液は人の細胞そのものに働きかけることができる成長因子が豊富に含まれているため、
再生医療や美容の分野で組織再生に効果的とされ今後期待されている有用成分です。
■ヒト幹細胞と植物幹細胞の違い
■ヒト幹細胞とは
再生美容を実現する、「ヒト脂肪由来幹細胞培養液抽出成分」ADSC-CMとは
細胞を活性化し、再生を強力に促進
ADSC-CM(ヒト幹細胞培養液)はCELLINBIO研究所が開発した幹細胞培養液抽出成分です。
優れた生理的活性効果を持ち、皮膚老化と損傷を防止し、皮膚組織の再生を促進する高機能性生物素材です。
生理活性物質である成長因子(グロースファクター)やサイトカイン、
ADSC-CM(ヒト幹細胞培養液)は幹細胞培養液を原料に、
約200種類の様々な成長因子や生理活性成分を精製した再生美容成分です。
「幹細胞培養液」が細胞を活性化する
- 最先端の再生医療現場で注目を集める幹細胞培養液の効能と活用例 -
「幹細胞培養液」は幹細胞を培養する際に分泌される成分で、
細胞の受容体に結びつき活性させるさまざまな生理活性物質や皮膚組織に必要不可欠な細胞外タンパク質を豊富に含んでいます。
日本では美肌再生治療に活用されている他、発毛率90%以上と言われる頭髪発毛治療にも用いられています。
アメリカや韓国等では既に化粧品成分として広く認知されており、
「幹細胞培養液成分」配合の化粧品が革新的なアンチエイジング化粧品として人気を集めています。
■幹細胞培養液成分の効能
「幹細胞培養液成分」とは、幹細胞が分泌する多様な生理的活性を持つペプチドを精製した成分です。
ヒト脂肪由来幹細胞培養液には成長因子やサイトカイン、インターロイキンやSOD等の酵素などの生理活性物質や
コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの細胞外タンパク質成分が豊富に含まれており、
シワ改善効果や美白効果、抗酸化作用、発毛・増毛効果等、様々な生理的活性効果が学術発表されています。
注目の再生医療
トカゲのしっぽは切り離されてもまた元通りになりますが、トカゲほどではありませんが、
人間にも、もともと「再生する力」があります。
再生医療とは、ケガや病気などによって失ってしまった機能を、
いわゆる“化合物”である薬でケガや病気を治療するのではなく、
人のからだの「再生する力」を利用して、元どおりに戻すことを目指す医療のことです。
「幹細胞」による再生医療
現在、私たちが再生医療として受けることができる、もしくは将来その可能性がある幹細胞は、大きく3種類あります。
それは、もともと私たちのからだの中に存在している
「体性幹細胞」と、胚(受精卵)から培養してつくられる「ES細胞」、人工的に作製される「iPS細胞」、です。
この大きく3種類の幹細胞の中で、最も医療への応用が進んでいるのは「体性幹細胞」です。
人間の体の中にもともとある細胞を使うため、治療に応用しやすい特徴があります。