スタイリング剤を持っている方は多いですが、
正しく使えてなかったり、持っているだけ!
って方が意外と多いです。
そもそもスタイリング剤をどう選んでいるのか?
よくあるスタイリング剤の間違いとして、
髪型が変わっているのに、いつまでも同じスタイリング剤を使っている!
そういう間違いが多いです!
あとは特性を理解せずに何となく使っていたりと・・・
そこで今回は、スタイリング剤の選び方!
これを参考にしてもらえると今までの無駄は解消できるかも!
そもそもスタイリング剤ってどんな働きをするの?
ヘアスタイルを作りやすくしたり、作ったヘアスタイルをキープしてくれるのがスタイリング剤。
スタイリング剤には、基本的に「水分」「油分」「アルコール分」の3つの成分と「樹脂」が含まれており、
これらの働きによってセット力や結束力を生み出します。
成分のバランスによってスタイリング剤の特徴が変化するので、使い方や仕上がりも変わってきます。
スタイリング剤は一つではない!?
まずはどれぐらいのスタイリングの種類があるのか?
スタイリング剤の種類
- 固形型タイプ(ファイバー・ドライ・クリーム)
- ジェルタイプ(ジェル・グリース・ジェリー)
- スプレータイプ(ツヤ・ムーブ・ホールド)
- ムースタイプ
- ヘアクリーム・ミルク・バーム
- ウォータータイプ
- パウダータイプ
- カラーワックス
種類で分けるとこれぐらいあります!
この中から自分に合った物や目指すところで使う物が変わります!
では一つずつ特徴を説明します!
固形型タイプ(ファイバー・ドライ・クリーム)
一般的に言うワックスです!
ワックスにも種類があり、大きく分けて3種類。
ファイバータイプ
毛束や毛先の動きを出すのに適したヘアワックスです。
キープ力は少し弱めで、糸を引くように伸びるのが特徴です。
この性質からか髪全体にのばして使いやすく、髪にも馴染みやすいので、扱いやすいワックスです。
また、手グシで簡単にヘアスタイルを整えることが可能で、使い勝手も良いです。
- ミディアムスタイルやロングスタイルに適している
ドライ・マットタイプ
ツヤの少ないタイプのワックスです。
ドライタイプはファイバー系に比べるとキープ力が高いものが多い傾向にあります。
使えるヘアスタイルが限られます。少し扱いにくいワックスでもあります。
- ショートスタイルやベリーショートスタイルに適している。
クリームタイプ
ファイバータイプとドライタイプの中間の質感で、初心者の方でも使いやすいタイプです。
スタンダードなタイプのワックスなので、さまざまなスタイルに使用できるでしょう。
メーカーによっても強さの幅も広く一番馴染みのあるワックスといえます!
- ベリーショートスタイルからロングスタイルまで一番幅広く適しています!
ジェル&グリース(ジェリー)タイプ
濡れたようなウェットな質感や、パリッと髪をホールドするタイプ。
髪が広がりやすい方はこのタイプを使うとボリュームが抑えられてまとまりやすくなります。
また、髪が濡れた状態にも使うことができるので、スタイリングの時間が短縮したいときにも役立ちます。
ジェル
濡れた髪の毛にも使え、乾くとパリパリに固まる!
操作性はそこまでないが、ビシッと固めたい時に使う!
ホテルマンや営業マンのバシッと決めたい時などに好んで使われます!!
- ショートスタイルやベリーショートスタイルに適しています!
スタイルによってはミディアムでも使える場合も!
※つけるときに手がべたつきやすく、しかもジェルをつけたあと直すことが出来ないのでスタイリングする際は気をつけましょう。
グリース
ワックス+ジェル=グリース
ワックスの操作性でジェルのような濡れたようなウエット感を出せるのがグリースです!
ジェルまでは固まってほしくないけど、ウエット感はほしい!
というスタイルに適しています!
- ベリーショートスタイルからミディアムスタイルと幅広く使えます!
スプレータイプ
スプレーと聞くと、固まるというイメージを持たれている方もいますが、
- ツヤタイプ
- ムーブタイプ
- ホールドタイプ
3種類に分けられます!
最近はスプレーのみを使う事も増えてきています!
ツヤを出したり、動きをつけたり、キープさせたりさまざまな用途で使うことができるスタイリング剤でもあります。
主に、フィニッシュ剤として使うことが多く、固形型などと組み合わせることも多いです。
- 全てのスタイルに適しています!
※ホールドタイプは髪の毛がパリパリになり、直すことが難しいです!
ムースタイプ
泡状で水分量が多く、カールやウェーブスタイルに適し、髪全体に行き渡らせやすく、泡状で扱いやすいのも特徴です。
プロセス剤〜フィニッシュ剤の両方の役割を担えます。
主にパーマスタイルに適しています!
ムースの中にも、やわらかい質感のものからかっちりと固めるものまであります!
また、クセ毛を活かしたスタイリングにも向いている。
- ショートからロングのパーマスタイルに適しています!
※デジタルパーマの場合は、ムースは水分量が多いのであまり向いてません。
ヘアクリーム・ミルク・バーム
髪を固める効果は小さいですが、パサつきを抑えたり、潤いを保ってくれるという効果。
固めず髪の毛をまとめることが出来、ツヤも出しやすい
- ミディアムスタイルやロングスタイルに適しています。
ウォータータイプ
液体状のため髪になじみやすく、スタイリングしやすいのが特徴です。
べたつきがなく軽さがあり、髪に適度な弾力を与えて、スタイルを持続させます。
しかし、スタイリング力は格段に落ちてしまいます。
パウダータイプ
ほとんどがノンオイルのものなので、髪がべたつくようなことがありません。
固めてスタイリングするのではなく、ふんわりとしたボリュームを出すために使うことが多いです。
髪が細い・薄い・コシが弱くてしなっとしてしまうような方におすすめで、
トップのボリュームやパーマのふんわり感を出すためによく使われます。
ただし、スタイリング力やキープ力は極めて低いものになっています。
カラータイプ
整髪しながら髪に鮮やかな色を演出するアイテムです。
通常のヘアカラー料と異なり、シャンプーで落とすことができるために、気軽にチャレンジすることができます。
好きな部分にポイントやメッシュでカラーを入れて使うことが多いです。
スタイリング剤はスタイルや髪質によって使い分ける
様々なスタイリング剤の中から何を使うのかは、スタイルや髪質によって変わります!
長さはあくまでも目安になります。
スタイリング剤の種類や強さは何パターンか持っているとある程度のスタイルには対応できます☆
混ぜる事で新しい自分好みのスタイリング力や質感も出せたりします!!
試してみないとわからない部分もありますが、
スタイルをより楽しむためにもスタイリング剤を適切に選ぶことも大切です!!
スタイリング剤を使う事で、より良いスタイルを作る事が可能になりますので、
一度、スタイリング剤でスタイリングしてみてはいかがでしょうか?