パーマに必要なワインディング技術!
これだけはどれだけ時代が経ってもなくならない技術!
薬剤はどんどん良くなり時間短縮になりました!!
しかし、このワインディング技術が未熟だと折角薬剤の反応速度は上がったのに、
パーマの終わる時間が早くならない・・・
狙ったカールやウェーブにならない・・・
などが起こってしまします!
もちろんスタイルによってワインディングに時間がかかる事もあります!!
ワインディングの基本は、ロッド系、スライス、巻き方・・・ワインディングはいくつかの要素を組み合わせて、様々なカールやウェーブを作り出します!
パーマの為の骨格と髪質チェック
骨格
- ハチ張り・・・あり・なし
- 頭頂部・・・高い・低い
- 後頭部の丸み・・・あり・なし(ゼッペキ)
- 左右の違い・・・丸み・張りのある・なし等
生え癖、毛流
- 左右のハネ
- 毛流の方向
- 毛流の強さ
ワインディングの要素
- 水巻き・・・毛髪をウェットヘアの状態でワインディング後、1液を塗布する方法。
- つけ巻き・・・あらかじめ毛髪に1液を塗布し、ワインディング後に再び1液を塗布する方法。
- トリートメント巻き・・・かかり過ぎる恐れのある毛髪に行う。
カラーリングや残存ウェーブがあるところに状況に応じてトリートメントを塗布し薬液の作用をセーブする。
巻き方
- 平巻き
- 縦巻き
- スパイラル
- ツイスト
- ピン
平巻き・縦巻き・スパイラル・ツイスト・ピン

縦巻き

スパイラル

ツイスト

ピン

基本のJ・C・Sカールと回転数
Jカール

Cカール

Sカール

基本の根元巻き・中間巻き・毛先巻き
どこから巻くか
- 根元巻き
- 中間巻き
- 毛先巻き
- 根元にしっかりとかかり、毛先いくほど緩くなる。
- 中間にしっかりかかる
- 毛先にしっかりかかり、根元に行くほど緩くなる。
- カールが根元に欲しい時やボリュームアップしたい時などに用いる
- 毛先にのダメージ毛のかかり過ぎを防ぎ、削がれた毛先を均一なウェーブに近づける
- 毛先にはっきりしたカールが欲しい時に用いる
毛先の処理
- 毛先に逃がし
- 巻き上げ
- 巻き込み
毛先逃がし巻き

毛束を引き出すステム
- アップ
- オンベース
- ダウン
- 根元にしっかりとした立ち上がりが生まれ、ボリュームが出る
- 根元が潰れず、自然な立ち上がりが生まれる
- 根元にはパーマがかからないので、ボリュームがでない。
毛束を引き出す方向
- 前
- 後
スライスの幅(毛束の厚み)
- 薄い
- 厚い
- リッジのしっかりしたウェーブができる
- できがるウェーブはゆるやかになる。
スライスの角度
- 縦
- 斜め
- 横
- 立体的なウェーブになる。ボリューム感は出にくい
- ウェーブもボリューム感も、縦と横の中間ぐらい
- 平面的で毛先が広がるウェーブになる。ボリューム感が出やすい
巻く方向
- フォワード(内側に巻く)
- リバース(外側に巻く)
- 顔に向かって巻く(フォワード)
- 後ろに向かって巻く(リバース
毛束の巻き込みの間隔
- つめる
- つめない
- リッジのハッキリした弾力のあるウェーブがでる。
- リッジがはっきり出て、よりスパイラルウェーブの弾力感が強く出る。
- 毛束の間隔をあけるようにして巻くと、ゆったりした縦長の緩いウェーブに仕上がる
ロッドに対する巻き方の角度
- 垂直
- 斜め
ロッドの太さ
- ロッド経
- ロッドの大きさ・大
- ロッドの大きさ・中
- ロッドの大きさ・小
ロッドの種類
- ショート(マメ)
- レギュラー
- ロング
- 円すい
- ショートロッド(マメ)
- レギュラーロッド
- ロングロッド
- 円すいロッド
実はこんなに細かい技術でパーマを当てています
何気なくしているように見えるパーマ!
しかし、パーマを当てるだけでも角度やステムの幅、などなど実はかなり細かいパーマ技術!
この技術をスタイルや髪質などみて、組み合わせてパーマを当てています!!
あくまでも基本的な技術です。
この情報が何に役に立つかはわからないですが・・・(笑)
美容学校でよく聞くワインディングはオールパーパスという技術になります!!

これだけでパーマを当てる美容師さんもいます!!
しかし、カットがありパーマという技術になります。
この形に巻き終えても角度やテンション、ロッドの大きさなどでもあたり方がかわります!!
巻き終えた形が大事というよりは、過程が特に重要になるのがパーマになります!!
パーマをした時に、どんな状態に巻き上がりなぜそうしているのか?
担当美容師さんに一度質問してみてください!!